2011年06月24日

雲海

みなさん、こんにちは。

本日は中国三名山の黄山にご案内をしましょう。

中国では「黄山を見ずしてに山を見たということなかれ」というほどの名山。

私が一番最初に黄山に行ったときは最悪でした。このブログの「ハプニングも良い思い出に」に書いています。

今回はそういう最悪な黄山じゃない素晴らしい風景の黄山をご案内します。

まずは出発前の旅行の準備です。

黄山ですが、ケーブルカーも使いますが、
ケーブルカーだけで済むということではありません。
山の上まで行きましたら、そのあとはアップダウンのある階段を徒歩で観光をします。歩きやすい靴、登山靴がベターです。それと山の上で宿泊もしますのでスーツケースは持って上がれません。今回の旅はリュックサックが一番です。それでもどうしてもスーツケースがよいという人は1日分の着替えや必要なものが入れられるリュックをスーツケースの中に入れておいてください。汗をかくと思いますので、タオルや着替えを用意してくださいね。

 
では黄山に向けて出発しますね。

 上海空港で国内線に乗り継ぎ、約1時間で屯渓空港に到着します。屯渓の空港からはバスで約1時間で黄山風景区に入りますが、もう、夕方ですので屯渓の田舎町に1泊しましょう。


 
 朝になりました。黄山に出発です。みなさんは体調はいかがですか?
麓からはケーブルカーを使って上がりますよ。その上がっていくときの風景も最高ですので、ご覧くださいね。

黄山にはケーブルカーが3か所ありますが、皆さんには雲谷ケーブルカーから上がっていただきましょう。
黄山というのは巨大な縦長の岩山が連なる風景区でありますが、黄山を風光明媚にしている要素は3つと言われております、1つは怪石。1つは奇松、そして雲海

山自体が岩山なのであちこちに風変わりな岩があります。それの最も典型的なものが飛来石でしょうね。

そしてその岩の隙間から岩と独特のハーモニーを醸し出しながら生えている

それから、山からの下界の風景を遮り、まるで雲から生える筍のように山を見させる雲の海の雲海

雲海



雲海は天候との相性なのでなかなか難しい・・・。
私もさきほどの「最悪の黄山」を含め10回は行っておりますが、2回のみ雲海を見ることができました。

山は天候や時間によってその姿を変えますもんね。

話がそれましたが、そんな風景を眼前に見ながらロープウェイを上がります。

雲海

ロープウェイの終着駅まで行きましたらさあ、歩いて始信峰などを見に行きましょう。

ど、ど、どうしても歩きたくない、歩く自信はこれっぽっちもないという方は「かご」があります。「かご」に乗ってください。 歩ける人は歩いてください。

 「かご」はチップ、チップと小声でうるさく、景色に集中できません。

 さあ、午前中の黄山の観光は終わりました。一旦、ホテルに入って食事をしましょう。言っておきますが、今日の昼から、明日の昼までずっとホテルで食事ですよ。この山の上にはレストランは他にありませんからね。食事のメニューは毎回変わります。ただ、日本人にとっては田舎の中華料理が続けて出て、少し材料が違うだけ・・・と感じると思います。私もそう感じます。食にこだわる人は来られませんね。日本食をリュックに詰めて持ってきておいてください(笑)。

雲海



 昼食が終わりましたら、飛来石まで歩いて行きましょう。ここまでも相当の階段を上がります。行きたくない人はホテルの前からでも絶景は眺められますので、「ホテル前絶景」をビールでも飲みながらボーッと見ておいてください。 

もっとスゴイ絶景を体力と引き換えに見に行きたい方は飛来石まで行きましょう。

雲海



「飛来石的絶景」>「ホテル的絶景」


ですからね。



 ということで明日の昼食までずーーーーっと黄山山頂でこの奇跡の景色を楽しんでいただきます。


 えーーっ、同じところにずっといるの、という方、あまい!


 同じ場所でも

 日の出の美しさ、夕暮れの美しさ、雲海が出てきたときの美しさなどなど、時間・天気によって絶妙に飽きさせることなく風景を変えるのです。

 
夕食前にホテルの前に集まってください。
ビールを片手に夕暮れの風景をつまみに乾杯をしましょう。icon142


雲海



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Posted by 地球とちゅげき隊 at 08:02│Comments(0)一押し中国旅行
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